どうぶつのきもち 〜Your dear friend〜

アニマルコミュニケーター&ペットシッター 水内 麻結のブログ

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ピンチはチャンス?

飼い主さんが2ヶ月間の海外出張中の

おウチの2匹の猫さんの

定期シッティングに現在お伺い中

 

芯が強いミックスさんと勝気な洋猫さん

どちらも女の子で歳もほぼ一緒

室内フリーの状態

 

今回のご依頼の前に

2回お世話にお伺いしていて

2匹の関係がそれほど良くない事を感じていました

 

お互いに反りが合わない感じ

その事を飼い主さんは、特に気にされてない様子

 

お互いを意識しすぎて牽制したり

理不尽な行動は、お互いにストレスになっていたので

私が在宅中には「仲良くね」「いじわるダメよ」と

伝えていました

 

そんな感じで半月が経ったある日

寝室に2匹が閉じ込められる事件が発生しました

 

 

寝室のドアはいつもは閉まっているのですが

 

洋猫ちゃんはドアを押して開けるのが好き

ミックスちゃんはドアを押して閉めるのが得意

(両者とも引く事ができない)

 

偶然、両方が寝室にいる時にその状況が発生した模様

 

私が翌日ご訪問した際にドアを開けると

今まで見た事のない2匹の姿がそこにありました

 

2匹身体をピタリと寄り添って

まるでお互いを守るかの様な姿

一致団結の空気感が漂っていました

 

2匹の姿を探し回ってやっと見つけた

安堵の気持ちも入り混じり涙が溢れました

 

自動給餌器のフードの残量から逆算すると

閉じ込め時間は約25時間位

初めて体験する心細い状況で

2匹一緒に励まし合ったのかもしれません

 

室温が上がる季節でなくて本当によかった

(以後、お家のドア全てストッパーをかけさせて頂く事に)

 

 

その日以降、2匹の関係に変化が少しづつ出てきました

以前は、ちゅーるを一緒には食べる事はできなかったのですが

お顔を寄せ合い、譲り合ったり

お互いに牽制する様な行動が少しつづ減り

ひと月半が過ぎた昨日は、なんと一緒に遊び始めたりして

 

毎回、動画や写真で飼い主さんへご報告するのですが

飼い主さんも驚きを隠せない様子の返信です

 

身体が危険な状態にならなかったので

こうしてお話しできるのですが

 

「怪我の功名」とでもいうのでしょうか

 

今回の様な長期のお留守番になると

どうぶつたちの関係性にも変化が現れる事もあるのだと知りました

 

お世話当初は、玄関を開けると2匹とも隠れて姿を消していたのが

今では、玄関でお出迎えしてくれる様になりました

ついつい嬉しくてニヤケます

 

そして、やっぱりこうなって欲しいと言う思いは

お世話に伺うどうぶつに伝えてみようと思います

(飼い主さんのご了承の上で)

 

「なかよくね」この言葉のエネルギーは

きっと2匹の猫さんには伝わってると私は信じています

 

飼い主さんの帰国が待ち遠しい2匹

そして、飼い主さんも早く2匹に会いたいだろうな

 

マイルドな空気になった2匹

これからもずっとずっと仲良く暮らせますように

 

2匹から教わった事を大切にして

今後のお仕事に活かしていきたいです

 

ありがとうございましたm(_ _)m

 

 

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