どうぶつのきもち 〜Your dear friend〜

アニマルコミュニケーター&ペットシッター 水内 麻結のブログ

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サイズの生物学

ご訪問ありがとうございます

 

ふくろモモンガ、テグー、ミニレッキス(うさぎ)

小動物のお世話とアニマルコミュニケーションのセッション続いた昨夏

 

飼い主さんから聞いた言葉

「この子たちは寿命が短いし、かわいそうなのよね」

 

んっ?と引っ掛かる物を感じたものの

自分の中ではこれという返答もできないまま

悶々としてた時期があった

 

そんなある日やっぱりウサギさんのシッティング帰り

乗り換え駅のホームのキオスクでたまたま目にした本

 

【ゾウの時間 ネズミの時間 サイズの生物学】

 

人間が認識する(物理的な)時間で言うと

ネズミの寿命は数年 ゾウは100年

 

しかし、一生の間の心拍の回数はネズミもゾウも同じ

 

寿命を心臓の鼓動時間で割ると

哺乳類は、全ての動物が

一生の間に心臓は20億回打つという計算になるそう

 

「心拍一定の法則」

 

動物のサイズが違うと 寿命が違う 

時間の流れる速さが違う 時間の感覚が違う

時間の感覚が違えば世界観が違っている

それぞれが違う世界観で生きている

 

人間基準の物差しで測る物理的な寿命を

かわいそうと言うのはやっぱり違う

 

かわいそうな命なんて元々ない

 

その感覚はまるで寿命が長い人間の方が

優れているとかなり傲慢な気もする

 

人間の80年 小型犬(猫)15年 ハムスター2年

それぞれの一生の心拍数は同じ 

同じ心拍数 同じ命の輝き

哺乳類は全て同じ時間を生きている

 

時間の概念もまた、人が基準になっているだけ

身体の小さな動物からみた大きな動物の動きはゆっくり見える

ネズミがゾウの動きを見たらなんてノロい〜

犬、猫からみた人間もなんてトロイ〜だろう

 

身体の大きさで時間の過ぎ方が違うだけで

同じ命を生きている

世界観が違うだけなのだ

 

この世界観が違う動物と分かり合えるものの一つが

アニマルコミュニケーションだと改めて思った

 

前半は数式がいっぱいで

読み進めるのにも理解するのも

時間が(読み終えたのは最近)かかってしまったけど

 

【命の倫理観】を感じさせてもらって

 

やっぱり

どの動物も

どの命も

等しく愛おしい

 

その感覚は間違ってないよと

教えてもらえた気がしています

 

本との出会いも一期一会

ありがたいですね

 

これからのペットシッターの仕事にも

アニマルコミュニケーションにも活かしてゆきたいです

 

 

長文最後までお読み頂きありがとうございます